巻頭辞

 

200910月に白山ジュニア卓球クラブは第4小学校の体育館の学校開放事業を利用して練習を開始しました。

当初は毎週火曜日と金曜日の17時〜19時の週2回の練習でしたが20134月からは日曜日の17時〜19時を加え週3回になりました。また、2017年からは日曜日の時間帯を1530分〜19時と広げ、その後、小さな時間帯の変更を経て現在に至っています。

我孫子市の子供たちに卓球の楽しさを知ってもらいたいと始めた白山ジュニア卓球クラブもはや10年を過ぎ、コーチ3名、会員2名でスタートしたクラブが途中増減はありましたが、今ではコーチ27名、会員数52名のクラブとなっています。

地域と密接に連携して活動していくという方針で、発足の翌年の2010年には我孫子市卓球連盟に加盟し現在に至っています。また、2013年からは市内大会をはじめ各種のオープン大会に積極的に参加し、好成績を収めるようになり、2014年には千葉県卓球連盟への選手登録も開始しました。

20194月には全国ホープスの千葉県大会で4位になり、東日本ブロック大会(愛知県西尾市)への千葉県代表に選ばれ、8月には全国大会出場という歴史の1ページ飾る嬉しい出来事もありました。

白山ジュニア卓球クラブは小中学生のためのクラブとして会員を募集している関係で、高校生になると卒業生になり、その後は後輩の指導をするコーチとしての終身会員になる仕組みをとっています。

20143月の第1回卒業式での卒業生、4名を皮切りに20193月の第6回の卒業式までで39名の卒業生を送り出しています。

高校生になっても、大学生になっても、社会人になっても子供たちの指導に来てくれる先輩の存在は白山ジュニア卓球クラブの10年間が生み出した貴重な財産だと思います。

 この、みんなで作る創立10周年記念誌が、10年の歩みを振り返って、次の10年に向かって進む皆さんの、新たな出発のエネルギー源になってくれることを期待します。

 

 

 

 

白山ジュニア卓球クラブ

会長 中村明彦